プレーオフでスウェーデンに敗れ、ワールドカップ出場を60年ぶりに逃したイタリア代表。

守護神ジャンルイージ・ブッフォンは試合後に涙を浮かべながら、代表引退を口にした。

そのブッフォンが試合前の国歌斉唱で見せた姿がスウェーデンで話題になっているようだ。

サン・シーロで行われた一戦ではスウェーデン国歌にブーイングが浴びせられ、スウェーデンの選手が怒りをあらわにする場面もあった。 そんななか、ブッフォンは…。

スウェーデン国歌へのブーイングがこだまするなか、一人手を叩いていたのだ。

【動画】イタリア対スウェーデン ハイライト

『Expressen』では「ブッフォンは地面を見下ろし、熱狂的に拍手していた」と伝えていたほか、スウェーデンのSNSでは「ブッフォンは拍手!観客が恥ずかしい時に一流を示してくれた」などという声も挙がっているという。

これと同じような出来事は昨年のフランス戦でもあった。

イタリアサポーターからフランス国歌にブーイングが浴びせれた際、ブッフォンは1人で拍手をし始めた。それにアズーリ選手たちも続くと大部分のサポーターたちは態度を改め、ブッフォンの振る舞いに賛同したのだ。

今回も同じような意味合いが込められていたのかもしれない。

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