AFCチャンピオンズリーグ決勝で激突するアル・ヒラルと浦和レッズ。
日本のクラブにとっては9年ぶりのファイナルということで、国内での注目度も高い。
さて、そんな浦和と決勝で対戦するアル・ヒラルを指揮するのは「黄金の左足」と呼ばれたあのラモン・ディアスだ。Jリーグ発足当時の横浜マリノスで活躍したストライカーで、Jリーグの初代得点王でもある。
ディアスが横浜の選手として初めて浦和と対戦したのはJリーグ元年である1993年6月2日のこと。実はこの試合のスターティングメンバーを見てみると、おもしろいことに気付く。
現在浦和の監督を務める堀孝史がFWとして先発しており、ディアスと同じピッチで対戦していたのだ!
浦和市駒場スタジアムで行われた一戦は野田知のゴールで横浜が0-1と勝利。
当時はACLなど存在していなかったが、あれから24年が経過し、両者がアジア一をかけた試合で指導者として激突するというのはなかなか素敵な巡り合わせである。
なお、当時の浦和でゴールマウスを守っていたのは現Gkコーチである土田尚史。同氏にとってもディアスとは再戦になる。