『The SUN』は18日、「チェルシーは、新スタジアムの建築に10億ポンド(およそ1379.4億円)を費やす」と報じた。

スタンフォード・ブリッジに代わる新しい本拠地の建築に動いているチェルシー。

その建築許可は今年1月に降りており、その際の予算は5億ポンド(およそ689.7億円)であると見積もられていた。

しかし報道によれば、新しい本拠地を建築するまで5~6年の期間を要することを考えれば、予算は10億ポンド以上に膨らむ可能性があるとのこと。

イギリスがEUの離脱を行うことによる負担増加、為替相場などの変動も併せて考えられたものだという。

同じロンドンのトッテナム・ホットスパーは当初2億ポンド(およそ275.88億円)の予算で建築を進めていたが、すでに4億ポンド(およそ551.76億円)まで膨らんだと言われる。

10億ポンドになった場合、これは欧州の歴史上で最も高額なサッカースタジアムとなる。

なお、世界で最も高額なスタジアムはアメリカのメットライフ・スタジアム(ニューヨーク)、メルセデス・ベンツ・スタジアム(アトランタ)で、これらには12億ポンド(およそ1655.28億円)がかかっている。

チェルシーは2024-25シーズンの開幕でオープンする計画を持っているが、それが更に長引くようであれば、世界でも最も高額な会場になるかもしれない。それもそれで、話題にはなりそうだが…。

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