4日、ポルトガルリーグ第13節のエストリウ対ポルティモネンセが行われた。
先週のトンデラ戦で2ゴールを決めるなど好調の中島翔哉は、この試合でも左サイドで先発出場した。
ポルティモネンセの立ち上がりは、オリオル・ロセルが危険な位置でボールを奪われて大ピンチを迎えたり、ファブリシオのポストが全く上手くいかないなど不安なものだった。
しかしそこで失点を逃れると、前半の中頃あたりからはファブリシオの足元にボールを当てなくなり、中島とパウリーニョを中心の攻めに変化。これによって攻撃のリズムを取り戻し始めた。
中島は25分にデネルのスルーパスから決定的なシュートを放ち、さらに30分にもクロスからうまくフリーになってゴールを狙った。
ただ、ファブリシオをあまり使えないことでエストリウの中央のディフェンスがなかなか開かない。
後半は特にポルティモネンセはゴール前で仕事ができる機会が少なくなり、得点の匂いが乏しくなっていく。
55分にはセットプレーからウェリントン・カルヴァーリョのゴールが決まるも、ビデオ副審でその前のデネルのシュートの時点でオフサイドがあったと判定され取り消しに…。
そして中島は0-0が続く85分にウィルソン・マナマとの交代でピッチを離れることになり、2試合連続のゴールとはならなかった。
結果には繋がらなかったとはいえ、前半に中島は2度の決定機を作る動きを見せた。
そしてパウリーニョやウェリントン・カルヴァーリョが交代する中でピッチに残されたことを考えれば、中島翔哉に対する信頼は高いことは見て取れる。
次の試合は12月10日のシャヴェス戦。日本時間では11日午前1時からのキックオフとなる。次こそゴールを期待したいところだ。
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