ブンデスリーガ第15節、王者バイエルン・ミュンヘンは敵地でフランクフルトと対戦した。だが、キックオフ直前に思わぬ緊急事態に見舞われた。
スタメンに名を列ねていたGKスヴェン・ウルライヒがアップ中に内転筋を負傷。バイエルンは守護神マヌエル・ノイアーと17歳GKクリスティアン・フリュヒトルも故障のために離脱中。そのためウルライヒがこのところ起用されていたのだが、彼まで怪我をしてしまったのだ…。
とんだハプニングに見舞われたバイエルンが頼ったのは…36歳のベテランGKトム・シュターケ!
一度は現役を引退したこともある彼を急遽スタメンに起用。シュターケが今季試合に出るのがこれが初めてのことだった。
そんな試合にバイエルンは0-1で勝利!シュターケにとってこれが記念すべきブンデスリーガ通算100試合目の出場でもあった。
トム・シュターケ(バイエルンGK)
「もちろん100試合目の出場は喜ばしいことだよ。
ウォームアップ中にスヴェンがプレーできないと知らされた。
今日の自分はしっかりとした試合ができた。
クリーンシートでの勝利、問題なしさ!
自分が必要とされる時のために、いつだって準備はできているよ」
これでバイエルンは前半戦での首位が確定。なお、長谷部誠はインフルエンザのためベンチ入りしなかった。