AFCチャンピオンズリーグの準決勝で浦和レッズに敗れ、中国超級リーグでも広州恒大の後塵を拝し2位に終わった上海上港。

それを受けて監督を務めていたアンドレ・ヴィラス=ボアス氏が解任されることになり、次の指揮官選びが始まっていた。

そして今回、上海上港は「1860ミュンヘンを退任したヴィトール・ペレイラ氏と契約した」と発表した。

ヴィトール・ペレイラは1968年生まれの49歳。サッカー選手としてのキャリアはないが、ポルト大学でスポーツ科学を修めてから指導者となった人物だ。

2010年にはアンドレ・ヴィラス=ボアス氏が率いているFCポルトのアシスタントコーチとなり、次年度には監督に昇格。2011-12、2012-13シーズンに国内リーグ連覇を達成した。

その後はアル・アハリ(サウジアラビア)、オリンピアコス、フェネルバフチェを経て昨季途中に1860ミュンヘンと契約。しかし今夏辞任し、フリーの状況となっていた。

アンドレ・ヴィラス=ボアス氏はビッグタイトルに手が届かなかったものの、その後任は彼と関係が深い人物に。前監督の手腕には高い評価があったことが想像できる。

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