今季、49年ぶりにセリエAに戻ってきたSPAL(スパル)。クラブは1907年創立と長い歴史を持ち、過去には16シーズン続けてセリエAを戦っていたこともあるが、これまでに2度の破産を経験。一時はセリエDにまで身を落としていた。
そんなSPALのセリエA復帰シーズンは、クラブ創立110周年という節目。それを祝してクラシックな記念ユニフォームをリリースした。700着限定の特製ボックス入りで、一般にも販売されている。
キットサプライヤーは、この10年間で6社目になるMacron。2020-21シーズンまでの契約となっている。
SPAL 2017-18 Macron 110th Anniversary
第15節のエラス・ヴェローナ戦で使われた110周年記念ユニフォーム。デザインは以前セリエAに所属していた1950年代のユニフォームを再現している。なお試合は1-1の引分けに終わった。
大きめの襟と胸元のレースアップがレトロ感たっぷり。カラーはボディをブルー、袖をホワイトと完全に色分している。なおパンツとソックスは、現在のホームユニフォームを使用している。
首元の文字は“S.P.A.L 1907-2017”。背番号にはチームエンブレムが入る。今季から加入のマルコ・ボリエッロが選んだ番号は、やっぱり「22」。
ボリエッロは半袖を着用しているように見えるが、ユニフォームの公式発表は長袖のみだったので、おそらく袖をカットして着用している。
一見すると存在しないように見えるMacronのメーカーロゴは、デザイン上の配慮なのか右袖口に配している。