4日、ポルティモネンセは2018年に入って最初の公式戦を迎えた。

リーガNOS第16節はホームにベレネンセスを迎え、11位と12位の直接対決となった。

中島翔哉はこの試合も左サイドのウイングとしてスタメン出場。11月25日以来のゴールを狙った。

しかし、ベレネンセスは右SBのジェラウデスを「中島番」としてくっつけており、ボールを持てばすぐに数名が囲んでくる。

この試合ではパウリーニョがベンチスタートであったこともあり、中島さえ抑えれば組み立てがなくなるという状況であった。

苦しむポルティモネンセは、前半かなり押される展開となったものの、失点は逃れることに成功。

そして反撃を狙ってパウリーニョをハーフタイム明けに投入し、パスが出せる選手を増やすことで事態の打開を試みた。

その効果自体は現れ、中島がボールを持てる場面は増加した。

しかし激しいマークは変わらず、パウリーニョとファブリシオという攻撃の中心人物と近い位置でコンビネーションを作らせてもらえない状態が続く。

終盤の中島は右サイドに一時ポジションを変えたりと工夫をするも、ベレネンセスはすでにディフェンスを固めており…

ポルティモネンセの終盤の猛攻も実らず、試合は結局スコアレスドローという形で終了した。

これで1ヶ月半に渡ってゴールから見放されることになった中島。目に見えて彼へのマークは激しくなっており、常に前を向かせないように相手がディフェンスをしてくる。

ただ、その中でも幾つかのチャンスを作り出すことはできており、これを乗り越えれば中島はさらにいい選手になれるはず。ワールドカップまであと半年、彼の戦いには注目したいところだ。

【厳選Qoly】日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら