徳島ヴォルティスの2017シーズンは、初の外国人指揮官であるリカルド・ロドリゲス監督のもと、手ごたえを掴んだ一年となった。

最終節に7位へ転落し惜しくもJ1昇格プレーオフ進出を逃したものの、欧州スタイルの機能的なサッカーで71得点を記録。これはクラブ史上最多であり、リーグ内でも昇格した名古屋グランパスの85得点に次ぐ数字であった。

あと必要なのは勝負強さ。そこに磨きをかければ自然と2度目のJ1も見えてくる彼らが1月14日、2018シーズンの新ユニフォームを発表した。

Tokushima Vortis 2018 Mizuno Home

ホーム(1st)は、クラブの象徴であるエンブレムのカラーをユニフォーム全体で表現。

吉野川を表す青をベースに、後ろ襟の緑が眉山、シャツ両脇からパンツ・ソックスにかけての緑は吉野川に映る眉山をイメージしている。

両腕の赤のラインを結んだ“V”には、VORTISの頭文字、そして力強く戦い勝利(Victory)を掴むという意味を込められた。

さらに、シャツとパンツには、チームの普遍的な象徴である鳴門海峡の渦潮の激しい水しぶきをモチーフに採用。ヴォルティスイレブンが魅せる、ゲームでの「激しさ」や湧き上がる「激情」を表現する水しぶきを、相手チームを飲み込む「渦」に乗せて表現している。