30日、AFCチャンピオンズリーグのプレーオフ2回戦が各地で行われている。

日本の第4代表となった柏レイソルは、ホームにタイの名門ムアントン・ユナイテッドを迎えての一戦。

勝利したほうが本大会へと駒を進める一発勝負で、柏レイソルは2018年初めての公式戦を経験することになった。

ムアントンでは、広島に加入したティーラシン・デーンダー、神戸加入のティーラトン・ブンマタンの両名が最後の先発出場。5バック気味に組んだシステムでアウェーゲームに臨んでいた。

柏レイソルは序盤から攻撃のチャンスを得ていたものの、途中からムアントンが5-3-2にしてサイドの守備を修正したこともあり、なかなかゴールに結びつかなかった。

しかもセットプレーの混戦からイ・ホに完璧なチャンスを与えてしまうなど、やや不安を感じさせる場面もあった、

ところが、後半になって流れが変わる。攻撃に出てきたムアントンは、ボールを繋ぐようになった反面ラインが非常に高くなり、柏が単純に裏を狙うだけで崩れていった。

そして51分、スルーパスから伊東純也が完全に抜け出し、折り返しをクリスティアーノが押し込んで先制。

さらに11分後には伊東からのスルーパスでまたクリスティアーノが飛び出し、2点目をゲット。いい形でリードを奪ってみせた。

71分にはティーラシンに決定的なシュートを許し、中村航輔の上を抜かれてしまうも、ライン上で中谷進之介がカバー!好クリアでチームの士気を高める。

その後は点を取りに来たムアントンの猛攻を受けるも、89分に左サイドからの折り返しで伊東純也が3点目を奪取!試合を完全に決めた。

クリスティアーノが2ゴール、伊東純也が1ゴール2アシストと前線が爆発。結果こそ出なかったが江坂任も惜しい場面を何度も作った。

若い才能がどんどん生まれている柏レイソル。U-17がアルカスカップで輝きを見せ、トップチームもACL本大会出場を決めた。今季アジア最高峰の舞台でも活躍を見せてくれるか?

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