『ESPN』は13日、「オールド・トラッフォードに企業名がついたら、どれだけの収入になるか」という記事を掲載した。
現在様々なクラブがスタジアムの命名権を販売(ネーミングライツ)しており、それによって大きな収入を得ている。
バルセロナも新しいカンプ・ノウに企業名をつけることを検討していると言われており、新たなビジネスモデルとなっている。
一方で、クラブのアイデンティティを保つためにそれを固辞しているところも。
その一つがマンチェスター・ユナイテッドで、オールド・トラッフォードは伝統を維持するために販売はしていない。
しかし、世界一の経済規模を誇るユナイテッドがネーミングライツを行ったらどうなるのか?
ファイナンシャルアドバイザーのダフ&フェルプスによれば、おそらく年間2600万ポンド(およそ39.14億円)以上の収入になるとのことだ。
マンチェスター・シティのスタジアム命名権は1900万ポンド(およそ28.6億円)と見積もられており、まだ価値としては大きな差がある様子だ。
さすがマンチェスター・ユナイテッドと言える結果であるが、とはいえクラブの象徴的な名前を外すことはやっぱり難しいだろう…。