17日に行われたアウェイゲームのジェノア戦を0-2で落としたインテル。次節の結果次第では、CL圏内からの脱落も有り得る厳しい状況を迎えた。
写真はそのジェノア戦でのワンシーン。一見何の変哲もない試合の様子に見えるが、インテルの選手が着用しているアウェイユニフォームをよく見ると、「ある部分」の色が違うことに気が付く。
そう、袖の色が違う。というより袖の「色が無い」といった方がシックリくるだろうか。
こちらが、これまで使われてきたアウェイユニフォーム。通常は右袖にグレー、左袖にブルーのカラーが施してある。ところがジェノア戦でのユニフォームは、両袖の色がボディ部分と同じホワイトに変わっている。
じっくり確認しても、間違いなく色は無い。背面を見ても…。
やはり色が無い。ブルーの差し色を除いては、完全にホワイト一色だ。
なぜこのユニフォームを使ったのか。現時点で変更理由は明かされていないが、ジェノアのユニフォームと袖の色がダーク系で被っている点が、リーグ規定に抵触したと考えられる。
とはいえ、ユニフォーム自体はソックスまで含めても全く色が被らないので、とくに問題が有るようには見えない。本当に袖の色だけが理由だとしたら少々厳しいように感じるが、あるいは何か別の理由があったのだろうか…。
なお、アシンメトリーのユニフォームが規定に抵触した例としては、フランス代表のEURO 2016ユニフォームの件が記憶に新しいところ。このケースは完全にUEFAのレギュレーションに反していた。
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