『L'Equipe』は20日、「ビジャレアルに所属している元U-21ポルトガル代表DFルーベン・セメドは、警察に身柄を拘束された」と報じた。
ルーベン・セメドは1994年生まれの23歳。スポルティング・リスボンの下部組織出身で、今季ビジャレアルへと完全移籍した選手である。
今季は怪我を背負っていることもあり、まだわずか4試合の出場に留まっている。
記事によれば、彼は2月12日に発生した誘拐事件に関与したという疑いで逮捕されたという。
現場はルーベン・セメドの自宅で、被害者はセメドと2名の男性に殴られた上、拘束、監禁されたとのこと。
また、その際には被害者のアパートから金品を奪うために鍵を渡すことを強要しており、犯人の一人は銃の威嚇射撃を2回行ったとも。
被害者は体の数カ所に打撲を負っており、足首の怪我によって松葉杖での生活を余儀なくされているという。
なお、ルーベン・セメドはナイトクラブでの暴行、脅迫、銃使用で10月末、11月中旬にも逮捕されており、今シーズンだけで3回目となる。
10月にはディスコの駐車場でファンを襲撃し怪我を負わせている。11月には閉店するナイトクラブから離れることを拒否し、銃を取り出してオーナーらを脅迫するという事件を起こしていた。