元フランス代表MFサミル・ナスリに1年間の出場停止処分が科されるようだ。
『Marca』によれば、UEFA懲戒委員会からのこの処分によって、ラス・パルマス移籍は破談になる見込み。
問題となったのは、2016年12月に行われた治療行為。アメリカのLAで静脈内に注射をする治療を受けたが、これが違反行為であるとされた。
UEFAは当初2年間の出場停止処分と言い渡したが、ナスリ側がCAS(スポーツ仲裁裁判所)に提訴。そして、CASからの最終判断は当初の半分となる1年間の出場停止に決まったとのこと。
ナスリは1月にトルコのアンタルヤスポルを退団。ラス・パルマスへの移籍に近づいているとされていたが、それは立ち消えになるようだ。彼は今年6月で31歳になる。