今月開幕した中国1部リーグ。8連覇を目指す広州恒大は、5失点を喫した開幕戦には敗れたもののその後は3連勝と調子を上げている。
直近の天津権健戦にも0-1で勝利したのだが、後半にはFWアランが一発退場になる場面も。
ボールのないところで相手DFとやり合いになり、手を出してしまったのだ。
ブラジル人FWのアランは28歳。南野拓実との入れ違いのような形で、2015年1月にレッドブル・ザルツブルクから広州恒大へ移籍した選手だ。今季は開幕3戦で6ゴールと爆発していたのだが…。
この日の広州恒大は40分ほど数的不利で戦うはめになったほか、ヒカルド・グラールのPK失敗など苦しんだ。
それでも勝利をもぎ取った試合後、ファビオ・カンナヴァーロ監督はあの退場によってむしろファイティングスピリットが刺激されたと述べていた。
広州恒大は今月3日にACLでブリーラムと、17日にセレッソ大阪と戦う。