『El Mundo』は14日、「アトレティコ・マドリーのFWジエゴ・コスタは、税金詐欺の容疑で調査を受けている」と報じた。
問題となっているのはジエゴ・コスタが結んでいたadidasとのスポンサー契約であるとのこと。
2014年2月に彼はadidasと契約を結び、Adizero F50を着用することになった。
しかしそれからわずか5ヶ月でジエゴ・コスタはチェルシーへと移籍し、イングランドへと去っていった。
問題は、彼がイングランドへと移住する前の契約金、少なくとも40万ユーロ(およそ5296万円)がスペインの税務当局に申請されていなかったことだという。
ジエゴ・コスタ側はすでに受け取っていた時にはイングランドに居住していたと考えているが、スペインの銀行口座で契約金が受け取られていたようだ。
しかし、それがスペインの税務当局に申請されていないことが判明しているとのこと。
スペインではこのところサッカー選手の税金逃れ事件が相次いでおり、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドらも裁判を受けている。
しかし彼らの場合はタックスヘイブンなどを利用して意図的に収入を隠しているものであり、ジエゴ・コスタのケースとは様相が異なっている。