『The SUN』は21日、「アーセナルは、アーセン・ヴェンゲル監督を早期退任させるために1100万ポンド(およそ16.64億円)を支払う」と報じた。
先日、今季限りでアーセナルの監督を退任することが決まったヴェンゲル氏。
まだ契約は2019年まで残っていたものの、それを12ヶ月残してチームを離れることになった。
しかし記事によれば、ヴェンゲル監督はそれほど退任に前向きではなかったという。
だが成績不振のためにもはやオーナーのスタン・クロエンケ氏は信頼を持っていなかったとのこと。
最終的に話し合いの下でヴェンゲル氏の早期退任は決まったが、アーセナル側の要求であったことから最終年度の給与1100万ポンドを支払うことが約束されたという。
一方『Daily Mail』ではその金額を900万ポンド(およそ13.62億円)と見積もっており、その数字に差はあるようだ。
ただ、ヴェンゲル監督は残りの給与を放棄したわけではなく、アーセナルはその支払を余儀なくされる可能性は高いと推測されている。
ということは、名目上は退任であるが、実質はほぼ解任であったということになる…。
なお、ヴェンゲル監督が今夏次の仕事を始めれば、この場合アーセナルとの契約は解除される。