『Gazzetta dello Sport』は28日、「ナポリのMFジネディーヌ・マシャシュは、街の通りで医者を暴行した」と報じた。

記事によれば、事件が起きたのは27日の金曜。マシャシュは道を塞いでいた車に腹を立て、その運転席にいた医者と口論になり、最終的に顔を殴打したという。

医者はその後病院を訪れ、警察に連絡。マシャシュに暴行されたと被害届を出したとのことだ。

ジネディーヌ・マシャシュは1996年生まれの22歳。フランスで生まれたモロッコとアルジェリアのハーフである。

育成の名門カンヌで育成され、その後生まれ故郷のマルセイユのユースへ。それからトゥールーズへ移籍し、プロデビューを果たした選手だ。

高いレベルのテクニックを備えていることから、ジダンになぞらえて「もう一人のジネディーヌ」と言われた若手だが、遅刻などのトラブルが多いためにプロ意識の欠如が指摘されることもあった。

2016−17シーズンには再びマルセイユへとローン移籍したが、あまり活躍することができず、トゥールーズへ復帰。

さらに昨年10月には「重大な不正行為があった」としてトゥールーズから解雇されていたが、1月にナポリと4年半契約を結んでいた。

しかし、ナポリに加入してからの4ヶ月でまだファーストチームでの出場は1試合もない状況となっている。

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