『Express』は26日、「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、レヴァークーゼンのGKベルント・レーノの獲得に向かっている」と報じた。
アーセン・ヴェンゲル監督が退任することが決定しているアーセナル。今夏は新スカウトチーフのスヴェン・ミスリンスタットの下でチームをオーバーホールすると考えられている。
そして、その獲得候補の一人がレヴァークーゼンの守護神ベルント・レーノであるそう。ペトル・チェフに衰えが見えるなか、その後継者として引き入れたいと考えているという。
しかし、レーノに対しては他のビッグクラブも接近しているようだ。
一つはスペインのアトレティコ・マドリー。現守護神のヤン・オブラクがレアル・マドリーやPSGに狙われており、その退団に備える必要があるからだ。
さらに、イタリア・セリエAのナポリもレーノを熱望している。ペペ・レイナがミランにフリーで移籍する可能性が高くなっており、新しいGKが必要になっているためだ。
レーノの契約にはリリース条項が付随しており、その価格は2000万ユーロ(およそ26.5億円)。しかし、この条項の期限は4月30日となっているという情報もある。
選手自身は今夏のステップアップを熱望していると言われるが、最終的にはどのような結末を迎えるだろうか?