『Football London』は17日、「トッテナム・ホットスパーの新スタジアムで、格納式ピッチのテストが行われている」と報じた。
今夏のオープンが予定されているトッテナムの新スタジアム。旧本拠地ホワイト・ハート・レーンの隣に建設が進められている。
もう完成は3ヶ月後に迫っており、徐々にその全貌が明らかになってきている。
そして、このスタジアムにインストールされるピッチは、なんと英国で初のシステムを搭載したものだという。
シェフィールドの建設会社SCXによって設計されたのが「格納型ピッチ」。
人工芝の上に天然芝のピッチが被せられるようになっており、前者はサッカー用、後者はアメリカンフットボールや音楽コンサートに使用される。
The hydraulic pitch sides being tested at #SpursNewStadium.
These are raised to allow the pitch to be slid under the South Stand. pic.twitter.com/VwSCrZ4Muc
— Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) 2018年5月17日
天然芝のピッチは3分割されて南スタンドの下に格納でき、このプロセスはわずか25分で完了させられるという。
トッテナムの新スタジアムはNFL(アメリカンフットボール)と10年の契約を結んでおり、10月14日にはシアトル・シーホークス対オークランド・レイダーズの試合が行われる予定となっている。
金曜日にはハイネケン(ビール会社)とのパートナーシップも結ばれており、ますますオープンの日が楽しみになりそうだ。