ついにワールドカップ出場32か国の代表メンバーが出揃った。そのなかで、驚きとなったのがドイツ代表ルロイ・サネの落選。

地元ドイツと普段プレーしているイングランドでは衝撃的として伝えられている。

ヨアヒム・レーフ監督はユリアン・ブラントと迷った末の決断だったと述べたが、現地では本当の落選理由について色々と詮索されているようだ。

まず事実として、クラブと代表でのパフォーマンスの差がある。

Optaによれば、サネは2017-18シーズンのマンチェスター・シティで14ゴール19アシストと33得点に絡む活躍を見せたが、これは5大リーグでプレーするドイツ人選手のなかでトップの数字だったそう。だが、代表戦12試合ではわずか1アシストのみで、ゴールはゼロなのだ。

これ以外の理由について、『Sky Sport』や『focus.de』などは以下のように伝えている。

レーフ監督はサネの普段の振る舞いについて「とても正しい」ものだと述べたものの、あのローター・マテウスは「レーフが気に入らないことがあったに違いない」と示唆したという。

そのひとつが昨年のコンフェデレーションズカップへの不参加とされている。サネは鼻中隔の手術を受けるために、大会を欠場している。

ただ、その治療は延期できるものだったとされており、それで指揮官の機嫌を損ねた可能性があるとも。「普段のレーフは憤慨することはないが、そういうことが引っ掛かりになった」という声もあるようだ。

実際、サネと競ったうえでメンバー入りしたブラントは、コンフェデに出場している。

また、サネは背中にタトゥーを入れており、それをSNS上で公開している。

そういった自己アピールはフォロワーたちには届いたかもしれないが、指揮官には響かなかったとも伝えられている。

単純なパフォーマンスだけでなくこういった態度や姿勢によってレーフ監督が彼を除外したという見方もあるようだが、果たして…。

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