6月20日、ロシアワールドカップのグループB、ポルトガル対モロッコの試合がモスクワのルジニキ・スタジアムで行われた。
初戦はポルトガルがスペインと3-3の引き分け、モロッコはイランに0-1で敗戦。
ともに今大会初勝利を目指して臨んだ一戦は、開始早々の4分に早くもクリスティアーノ・ロナウド。コーナーキックを豪快にヘディングで叩き込み、2試合連続ゴールを決める。
これで試合はポルトガルペースで進むかと思われたが、その後は攻守にチグハグ。欧州育ちの選手が揃うモロッコが逆に終始相手を攻め立て、たびたびゴールへと迫った。
しかし最後の精度を欠いた上、決定的なシュートもポルトガルの守護神ルイ・パトリシオがセーブ。
結局試合は1-0のまま終了し、ポルトガルが大きな勝点3を獲得。モロッコはグループステージでの敗退が決まった。