『Asia Times』は20日、「中国からロシアに輸出された大量のザリガニが行方不明になっている」と報じた。

今回のワールドカップに中国代表チームは出場していないが、多くのサッカーファンがロシアを訪れている。

このサポーターたちだけでなく、ロシア人や観光客を楽しませることを目的として、中国から2.5トンものザリガニが輸出されたとのこと。

湖北省の武漢から貨物列車を利用し、17日間をかけてロシアに運ばれる予定だったそう。この資金の一部は中国の巨大企業アリババが負担したようだ。

これはワールドカップに並行して行われた中国文化振興プログラムの一環であり、モスクワ周辺の飲食店で提供する予定だった。

ところが、記事によればこのザリガニはロシアに届かず行方不明になっているとのこと。

おそらくロシアの検疫に引っかかり、安全管理部門によってストップされたものと考えられている。

また、モスクワ周辺のレストランに勤めるウェイターは「ロシア人や外国人観光客がザリガニを食べるとは思わない」と証言しているとのこと。そして、結局ザリガニを扱っているレストランや飲食店は一つも現れていないという。

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