ワールドカップ・ロシア大会でここまで最大の驚きは、前回王者ドイツを撃破したメキシコ代表だろう。
大会前には30人の売春婦とパーティを開いていたことが報じられたが、それが功を奏したのか、ドイツとの大一番では練り込まれた戦術で90分間隙の無い戦いを見せ、完勝を収めた。
▼メキシコ代表が大ハッスル!W杯前に30人の売春婦とパーティ開催
この一戦はこれから長く語り継がれ、ピッチに立った11人は母国で英雄として称えられるであろうが、そんな中の一人であるヘスス・ガジャルドにはこんな愛称があることを知っているだろうか?
30' Cambio del Tricolor, sale Oswaldo Alanís, ingresa el 'Vegeta' Gallardo | @miseleccionmx 🇲🇽 1-1 @ussoccer 🇺🇸 https://t.co/ueviOkItjb pic.twitter.com/pgxhtToRjE
— La Afición (@laaficion) 2017年6月12日
(76') Cambio del Tri: Salió Luis Reyes y entró al campo el 'Vegeta', Jesús Gallardo | @miseleccionmx 0-2 @HNS_CFF https://t.co/bPcYGkTy7t pic.twitter.com/roTCuiw3fn
— La Afición (@laaficion) 2017年5月28日
なんとベジータ(Vegeta)!
ガジャルドはプーマスUNAMの所属で、2016年10月に代表デビューした比較的“新顔”の23歳。
このドイツ戦は左サイドバックで起用され、キャプテン翼に登場する石崎君ばりの顔面ヘッドを見せるなど、魂のディフェンスで世界王者を完璧に封じ込めた。試合後のデータによればインターセプト、ボール奪取数はチーム1だったという。
ただ本来はMFで、『Univision』によればベジータと呼ばれるようになったのは彼が非常に攻撃力の高いアタッカーであり、また、常に髪が逆立っていることに由来するのだとか。
生え際がM字とは言えないものの確かに逆立っている。
ちなみに決勝点を決めたイルビン・ロサーノも過去に“フュージョン”でゴールを祝ったことがある。
メキシコといえば今春に最終回を迎えたドラゴンボール超のパブリックビューイングが大盛況であったことが日本でも伝えられたが、こうしたことからもその浸透度がうかがえるであろう。
なお、ガジャルドはワールドカップ後にモンテレイへ移籍することが決まっている。
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