ワールドカップ・ロシア大会でここまで最大の驚きは、前回王者ドイツを撃破したメキシコ代表だろう。

大会前には30人の売春婦とパーティを開いていたことが報じられたが、それが功を奏したのか、ドイツとの大一番では練り込まれた戦術で90分間隙の無い戦いを見せ、完勝を収めた。

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この一戦はこれから長く語り継がれ、ピッチに立った11人は母国で英雄として称えられるであろうが、そんな中の一人であるヘスス・ガジャルドにはこんな愛称があることを知っているだろうか?

なんとベジータ(Vegeta)!

ガジャルドはプーマスUNAMの所属で、2016年10月に代表デビューした比較的“新顔”の23歳。

このドイツ戦は左サイドバックで起用され、キャプテン翼に登場する石崎君ばりの顔面ヘッドを見せるなど、魂のディフェンスで世界王者を完璧に封じ込めた。試合後のデータによればインターセプト、ボール奪取数はチーム1だったという。

ただ本来はMFで、『Univision』によればベジータと呼ばれるようになったのは彼が非常に攻撃力の高いアタッカーであり、また、常に髪が逆立っていることに由来するのだとか。

生え際がM字とは言えないものの確かに逆立っている。

ちなみに決勝点を決めたイルビン・ロサーノも過去に“フュージョン”でゴールを祝ったことがある。

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メキシコといえば今春に最終回を迎えたドラゴンボール超のパブリックビューイングが大盛況であったことが日本でも伝えられたが、こうしたことからもその浸透度がうかがえるであろう。

なお、ガジャルドはワールドカップ後にモンテレイへ移籍することが決まっている。

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