『Gazzetta dello Sport』は30日、「元イタリアサッカー連盟会長のカルロ・タヴェッキオ氏は、アントニオ・コンテ監督を退任させたのが最大の失敗だったと語った」と報じた。
昨年11月のワールドカップ予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、本大会出場権を獲得できなかったイタリア。その後ジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を解任し、タヴェッキオ会長も辞任に追い込まれた。
彼は、ヴェントゥーラの前任であるアントニオ・コンテの昇給を断ったことが最大の失敗だったと明かしたという。
カルロ・タヴェッキオ
「私の最大の間違いは、アントニオ・コンテが求めていた250万ユーロ(およそ3.2億円)を支払わなかったことだ。
コンテは年400万ユーロ(およそ5.1億円)を受け取っていたが、650万ユーロ(およそ8.3億円)への昇給を求めていた。
もしそれを払っていれば、彼はイタリアに残っただろうし、我々はロシアで戦っていたはずだ。間違いなくね。
ただ、ユースの部門に投資していたものを、一人の男に与えることは正しかったのだろうか?」
「スウェーデンに敗北してワールドカップ出場を逃したあと、私はアンチェロッティを説得するためにアリゴ・サッキに連絡をとった。
彼が救世主としての役割を受け入れると確信していたが、あまりにも多くのコストがかかる選択肢だった。
その時点で、私はマンチーニを選んだ」