『Daily Mail』は21日、「チェルシーは、アントニオ・コンテ監督の違約金支払いを削減したいと考えている」と報じた。
今夏契約を残しながら解任されたアントニオ・コンテ監督。チェルシーを相手取って裁判に臨むかもしれないと言われている。
この契約解除に際して発生する違約金は900万ポンド(およそ13.19億円)であると伝えられている。
しかしチェルシーはこの支払の一部を保留したいと考えているとのこと。それはコンテ監督が「クラブに損害を与えたから」だという。
理由は昨季の開幕前、コンテ監督がスペイン代表FWジエゴ・コスタに「君は私の計画にない」とメッセージを送ったこと。
結果としてジエゴ・コスタはコンテ監督に反発し、休暇先のブラジルから戻らず、プレーをボイコットした。
最終的にはアトレティコ・マドリーに5720万ポンド(およそ83.86億円)で移籍することになったが、もしボイコットに発展しなければさらに高額で売れた可能性がある。
そのため、チェルシーは「コンテ監督のメッセージがクラブに損害を与えた」と考えているとのこと。