『Gazzetta dello Sport』は「ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、レオナルド・ボヌッチの退団の可能性を認めた」と報じた。
昨年夏にユヴェントスからミランへと加入したボヌッチ。いきなりキャプテンを務め、混乱するチームをなんとかヨーロッパリーグ出場権獲得に導いた。
しかし今夏、ボヌッチはミランからの退団を求めていると伝えられている。
これまで伝えられてきた移籍先の候補はパリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、そして古巣のユヴェントスである。
そしてこのところはミランとユヴェントスの間で「ゴンサロ・イグアインの取引の一環としてボヌッチが提供される」という噂もある。
米国で行われるインターナショナル・チャンピオンズカップに向けた記者会見に臨んだガットゥーゾ監督は、以下のように話したとのこと。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ
「私はレオ(ボヌッチ)と話した。正直に、物事をそのまま伝える必要がある。
レオは私と話したわけだが、私はクラブの人間ではないし、彼はディレクターたちと話す必要があるのだ。
まだ彼は私のチームから離れたわけではない。この12日間見てきたボヌッチを見ていたい。プロフェッショナルなボヌッチを。
彼はまずこのチームを引っ張る人物であり、偉大なキャプテンとしての振る舞いをしている男だ。
あとは、レオとクラブの決断にかかっている。ボヌッチが残ってくれることを願っているよ。才能とメンタリティを持つ選手だ」
また、ミランは先日ガットゥーゾ氏を昇格させたスポーツディレクターのマッシミリアーノ・ミラベリ氏を解任しており、CEOのマルコ・ファッソーネの首も危ういと言われている。