『Express』など各メディアは20日、「天津権健に所属しているFWアントニー・モデストは、ヨーロッパに戻ることを望んでいる」と報じた。
記事によれば現在モデストはクラブの活動に参加することを拒んでおり、FIFAに紛争調停を依頼したという。
2015年からケルンでプレーしたモデストは、大迫勇也と前線のコンビを組んで得点を量産したことで知られるストライカー。
昨年夏には2900万ユーロの移籍金で中国超級リーグの天津権健へ加入し、アレシャンドレ・パトとのコンビでエースとなってきた。
しかしモデストは8月8日の試合以来出場しておらず、クラブの活動にも参加していない。それは彼が欧州、特にドイツへの復帰を求めている一方、クラブは退団を認めていないためだという。
モデストには現在ボルシア・ドルトムントから関心を受けていると言われており、他にもフランスやロシアからのオファーもあるようだ。
彼の家族はまだドイツに住んでいるため、モデストは中国に単身で渡っている状況。したがって、普段の生活がかなり難しいものになっているとのこと。