『RMC』など各メディアは、「イタリアプロサッカー選手組合は、セリエBの2節までをストライキすることを示唆した」と報じた。

今季大きな混乱に見舞われているセリエB。バーリ、チェゼーナ、そしてアヴェッリーノが経営面の問題で登録できず、スケジュールが決まったのは開幕10日前のこと。

しかも22チームで予定されていたところが19チームでの奇数構成になり、いずれかの1チームが毎週休みになるという珍しいものに。

これによって放送試合数が大きく変更となったDAZNは、セリエBに対して法的措置に出ることを示唆する。

そして降格したノヴァーラ、プロ・ヴェルチェッリ、テルナーナ、さらにセリエCのシエナが「自分たちがセリエBに入るべき」と主張していた。

そのような状況の中、金曜日に行われるブレシア対ペルージャの開幕戦については、両クラブが開催に同意したことが発表されている。

しかし選手組合会長のダミアーノ・トンマージ氏は以下のように話し、まだ2試合を延期する考えがあると話した。

ダミアーノ・トンマージ

「シーズン最初の2試合を延期するという考えがある。まだ各所の判断を待つ必要はあるが、恐ろしいのは危険な先例が作られたことだ。

この変更はコミッショナーの仕事の範囲をはるかに超えており、イタリアサッカー連盟の定款に規定された多くの条件を無視している。

選手組合は、選手の権利を守るために必要な支援を引き続き提供していく。反組合活動を抑えるために最も適切な行動をする。

ブレシア対ペルージャは開催されると言われる。しかし我々はまたチームや選手たちとの対話を行っていく」

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