『The SUN』など各メディアは、「欧州サッカー連盟(UEFA)がアウェイゴールルールの見直しを検討している」と報じた。
中立地での再試合制度、そしてコイントス制度に替わり、1965-66シーズンのカップ・ウィナーズ・カップで初めて導入されたアウェイゴールルール。
もし2試合がタイスコアで終わった場合、敵地での試合におけるゴールを2倍と計算するという規則である。
しかし、このルールについては多くの大物監督が廃止を望んでいるという。
記事によればジョゼ・モウリーニョ、ウナイ・エメリ、カルロ・アンチェロッティ、トーマス・トゥヘル、ジューレン・ロペテギ、ディエゴ・シメオネ、マッシミリアーノ・アッレグリらがそうだとのこと。
アウェイゴールルールがあるため、ホームで戦うチームが攻撃的にプレーすることができなくなってしまうという理由からだ。
UEFAのジョルジョ・マルケッティ副次官補が以下のように話し、もはやアウェイゴールルールは見直す必要があると明かした。
ジョルジョ・マルケッティ
「監督たちは、アウェイゴールを決めることは過去ほど難しいものではなくなっていると言う。
彼らはルールを見直すべきだと思っており、それが我々のやることでもある」
なお、UEFAは移籍マーケットの期間についても現在検討をしているとのこと。
今夏はイングランドとイタリアが開幕と同時に選手の新規登録を締め切ったが、他のフランス、スペイン、ドイツなどは例年通り8月31日までマーケットを開いていた。
しかし、有力監督たちは「各国のリーグで統一された期間で移籍が行われる必要がある」と考えており、今後それを検討していく予定だとのこと。