『Echo』は8日、「ビラリキー・タウンの監督グレン・タンプリンは、ヘメル・ヘムスタッド・タウンとの試合で指揮を執る」と報じた。
ビラリキー・タウンは現在ナショナルリーグ・サウス(イングランド6部)に所属している。
2016年末からオーナーを務めているグレン・タンプリン氏はこの地域の大富豪で、ポール・コンチェスキーやジャーメイン・ペナントを獲得するなど話題を集めた。
さらに彼は2017-18シーズンには監督としてチームを率いることになり、チームをFAカップ第一ラウンドまで導くなどなんと結果を残した。
それから今年2月、そして4月にも辞任を言い出していたものの、その後すぐに復帰しており、珍しい「オーナー兼監督」となっている。
そんなグレン・タンプリンであるが、先日は大きな問題に直面した。
なんと「タンプリンが試合後コカインを服用していた」とファンから警察にタレコミがあり、彼の子供に見られながら事情聴取を受けたという。
それにグレン・タンプリンは激怒!ワーキングとの試合後、すぐに監督の辞任とクラブを売却するという方針を発表した。
それが3日のことだったが、結局5日後のヘメル・ヘムスタッドとの試合では監督として復帰。クラブの売却については交渉を進めているものの、「私よりもいい投資家が見つからない」と話しているとのことだ。
ビラリキー・タウンは現在ナショナルリーグ・サウスで8試合を終えて5勝1分け2敗の2位をキープ。
何度も辞任を表明しながら、「オーナー兼監督」として結構実力を発揮している名物大富豪グレン・タンプリン。
逆に言えば、これだけのサッカーへの情熱がある富豪が日本にも現れてほしい?