『Corriere dello Sport』は16日、「バルセロナは、ローマのスポーツディレクターを務めているモンチ氏の引き抜きを狙っている」と報じた。

セビージャで長くディレクターを務め、クラブを世界屈指の「安く買って、育てて売る」スペシャリストに変貌させた敏腕モンチ。

彼は昨年新たな挑戦の場としてイタリア・セリエAを選び、ローマに加入。ジェームズ・パロッタ会長の下でチームの人事を取り仕切ってきた。

しかし記事によれば、モンチ氏とローマの関係はすでにあまり良くない状態にあるという。

今夏はアリソン、ラジャ・ナインゴラン、そしてケヴィン・ストロートマンを売却しており、サポーターからは激しい批判もある。

モンチ氏の契約は2021年まで残っているものの、クラブはファンからの反感にナーバスになっているとのこと。

また、モンチ氏の家族はまだイタリアに馴染んでおらず、スペインへの帰還を求めているとも。

そして、バルセロナは現在ユースシステムの改革とスカウトネットワークの拡大を目指しており、そのためにモンチ氏の引き抜きを狙っているとのことだ。

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