『Bleacher Report』は3日、「ボルドーに所属していたMFジョナタン・カフーは、マウコンがバルセロナに移籍した際のエピソードを語った」と報じた。

今夏のマーケットで大きな話題になったマウコンの動き。ボルドーが「ローマと合意した」と発表したものの、その後突然バルセロナへの移籍が決定した。

もちろんルールにおいては合意段階であったため問題はないが、ボルドーとバルセロナの行動に対して誠実さが欠けるのではないかという批判が相次いだ。

ボルドーでマウコンとともにプレーしていた同じブラジル人選手のジョナタン・カフーは、その顛末について以下のように話したとのこと。

ジョナタン・カフー

「7月23日、彼(マウコン)は自宅でのお別れ会に招待してくれた。彼の家を離れたのは4時頃で、そのときはまだ取引は完了していなかった。

僕が家に戻った後、妻が二階から伝えてきたんだ。『マウコンはローマに売られたわ。午後9時に飛ぶそうよ』と。

我々はそこに行くことを決めた。最後のお別れをするためにね。

空港に行った時、僕はマウコンに聞いたよ。『何が起こったんだい?』と。

彼は『代理人がボルドーの会長と会って決断した。僕はローマに行くことになる』と。