『Liverpool Echo』は4日、「ユルゲン・クロップ監督の戦術変化を示唆するリヴァプールの統計」という記事を掲載した。

今シーズンは開幕から公式戦7連勝を果たしたものの、ここに来てチェルシーとナポリを相手に3試合勝利なしとなっているリヴァプール。

『Statsbomb』でアナリストを務めているジェームズ・ヨーク氏は、今季のリヴァプールが記録しているある数字に「昨季からの変化」を感じるという。

それは、「リヴァプールと対戦しているチームのパス成功率」だそう。

昨季は相手に80%以上のパス成功率を許したのは7回しかなかったという。

しかし、今季はプレミアリーグの7試合のうち5試合で、相手が80%以上のパス成功率を記録しているとのこと。

もちろんCLでのパリ・サンジェルマンとナポリも、それぞれ88%、86%を記録していた。

記事によれば、この変化はクロップ監督がハードスケジュールに対応するために変化させた戦術の結果である可能性があるとのこと。

リヴァプールの代名詞でもあったプレスゲームに調整を加え、最終ラインにファン・ダイクを加えたことで守備の安定感を高めようとしているのではないか…と説明されている。

シーズンが進むに連れて、リヴァプールはより受動的なプレーに対応していくのか、あるいは元に戻っていくのか。注目すべきポイントになるかもしれない。

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