昨季フローニンゲンに移籍すると、オランダでブレイクした堂安律。ただ、今季は絶不調のチームにあって、なかなか活躍することができていない。
そんな彼には今夏、CSKAモスクワへの移籍話が浮上していた。UEFAチャンピオンズリーグ出場のために行きたかったと本人も明かしているが、フローニンゲンが固辞したことでロシア移籍は立ち消えに。
フローニンゲンのゼネラルマネージャーであるハンス・ナイラント氏がこの件について語った。『FOX Sports』の番組に出演した同氏は、堂安を売却しなかったことを後悔していないと述べたとのこと。
ハンス・ナイラント(フローニンゲンCEO)
「後悔は全くない。堂安は最高にいい選手だし、大事な子だ」
「これまで我々は選手を売るのが早すぎると批判されてきた。今は堂安のような選手を保持できている。だが、これも明らかに賢い判断ではない」
「(CSKAが提示した移籍金は)伝えられている400万ユーロ(5.2億円)を大幅に上回るものだった。800万に近い。
我々はしない(移籍はさせない)と言った。
(800万ユーロは)かなりの金額だ、移籍市場で使えるね。
だが、堂安は我々にとって重要な選手なんだ」
提示された移籍金は、800万ユーロ(10.4億円)ほどだったようだ。
あの時に売っておけば…という声もあるようだが、シーズンはこれからだけにチームとともに復活を見せて欲しいところだ。