一昨日発生したレスター・シティの本拠地キング・パワー・スタジアムでのヘリ墜落事故。
クラブのオーナーであるヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏を含めた5名が同機に搭乗しており、全員の死亡が確認されている。
『Daily Mail』によれば、その墜落瞬間の場面は近隣の監視カメラシステムによって捉えられていたという。
一度空中に浮き上がっていったものの、その数秒後に回転しながら駐車場に落下していく模様が見て取れる。
同機のパイロットを務めていたのはエリック・スワファー、副操縦士はそのガールフレンドでもあるイザベラ・レコヴィッツ。
『The SUN』によれば、スワファー氏は制御を失った機体をなんとか移動させ、群衆が少ない駐車場へと落下させたのだという。
スワファー氏は非常に知識豊富なパイロットであり、ヘリコプターだけではなくジェット機などの操縦にも精通し、教官としての活動も行っていたとのこと。
なお、死亡した他の2名はヴィチャイ氏の助手であるカヴェポーン・プンパレ、元ミス・タイ次点の秘書ヌルサラ・スクナマイ。
墜落した機体の残骸からはすでにフライトレコーダーが回収されており、その内容の調査が今後行われていく予定だ。