先日発生したヘリコプター墜落事故により、レスター・シティのオーナーを務めていたヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏を含めた5名が死去した。
レスター・シティの本拠地であるキング・パワー・スタジアムでは追悼の式典が行われ、多くのサポーターや選手、関係者が悲しみに打ちひしがれた。
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— Leicester City (@LCFC) 2018年10月29日
そして、スタジアムの献花台にはあのレスター出身の世界的人気バンドであるカサビアンのフロントマン、トム・ミーアンも訪れていた。
2016年には同スタジアムでライブを行い、さらにプレミアリーグ優勝の際にはパレードにゲスト出演もしたカサビアン。
トムはオーナーの死去に際して以下のように話し、夢が終わったように感じると明かしたという。
トム・ミーアン
「彼らは本当に素晴らしかった。このクラブにやってきて、負債から救い出し、そして降格から逃れさせてくれた。
そしてプレミアリーグで優勝させてくれた。今こうなって、まるでそれが死んだようだ。夢が死んだ。
ヴィチャイと会ったことを覚えているよ。何度か会った。このスタジアムで2回ライブをしたんだ。
ステージで彼に会って挨拶をし、ハグをした。素晴らしい思い出だが、それも死んだようだ。レスター・シティが死んだようにも思える。回復するには時間がかかるだろう…」