日産のカルロス・ゴーン会長が逮捕され、大きな騒動となっている。

この一報を受け、筆者がすぐに思い出したのは今年4月に起きたハリルホジッチ氏の解任騒動だった。明治維新150周年の年に起きたこの二件の奇妙な共通点とは?

フランスからやってきたカリスマ

カルロス・ゴーン

ゴーン氏といえばフランス人のイメージが強いが、もとはレバノン系の両親のもとブラジルに生まれ、その後フランスで成功したエリート。レバノンというと、スペイン代表DFピケの妻でコロンビア人歌手のシャキーラも父親はレバノン系マケドニア人であり、彼女も数か国語を操る才女だ。

ハリルホジッチ氏はユーゴスラビア生まれのボスニア・ヘルツェゴビナ人だが、選手としては現在率いているナントなどフランスで成功を収め国籍も取得。ユーゴの内戦などもあって同国に拠点を移し、指導者としても大半をフランス語圏の国で生活している。

どちらも革命の国フランスならではの“グローバルな人材”であったと言えよう。