『ANSA』は29日、「イタリアのアマチュアリーグで副審を務めていた人物が、5年のスポーツ活動禁止処分を受けた」と報じた。
記事によれば、事件が発生したのは10月21日に行われたASDブッゲッル対モンレアーレ・カルチョの試合だったという。
後半19分が過ぎたところでボールがタッチラインを割り、モンレアーレの選手がそれをすぐにリスタートしようとしたところ、些細な理由から両者が諍いを起こしたとのこと。
ブッゲッル側に指名されて副審を担当していた人物は、モンレアーレ側の選手に頭突きを行い、全治7日間の怪我を負わせたという。
そして、この衝突をきっかけにスタンドではファンが加熱し、危険な衝突が見られたことから、試合自体も後半24分に中止されることとなった。
その後カリアリ警察が調査を行った結果、副審側の暴力行為が確認されたとして、彼に5年間のスポーツ活動、ならびにスポーツ観戦の禁止処分を言い渡したとのことだ。
なお、試合は12月1日に再び行われる予定となっている。