『Gazzetta dello Sport』は22日、「ACミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、クラブの危機を認めた」と報じた。
フィオレンティーナとのホームゲームで0-1と敗北してしまい、セリエAでは3試合勝利無しとなったミラン。
ヨーロッパリーグでもオリンピアコスに敗れて決勝トーナメント進出を逃しており、ガットゥーゾ監督は今年中に解任される可能性があると言われている。その後任はあのアーセン・ヴェンゲル氏になるのではないかとも…。
フィオレンティーナ戦のあとガットゥーゾ監督は以下のように話し、怪我人の増加によって危機を迎えていると語ったとのこと。
ジェンナーロ・ガットゥーゾ
「間違いなく難しい時間にある。しかし今、我々は緊急事態に直面しているのだ。怪我人を抱えているために。
私はこのチームに非難することはない。この結果は受け入れがたい。鋭さがなかった。しかし不運でもあった。
統計がミランの危機を伝えている。我々はこの3週間、相手に問題を引き起こすことに苦労している。
以前ほどの落ち着きを持てていないというのが公平な評価だが、冷静さを見出さなければいけないし、スケープゴート(生贄)を探さないようにしなければならないよ。
今日のチームはできるだけのことをやった。勝利しようとトライした。しかしフィオレンティーナのプレッシャーによって、鋭さを失わされた」
「サム・カスティジェホとディエゴ・ラクサルトは本当に基準以下だった。我々はチームにクオリティを加えてくれる、ラストパスを提供できる選手を欠いている。
だから、ゴールが不足していることでゴンサロ・イグアインに非難が集中するのは間違っていると、私は言いたい。
私はこのチームを非難できない。我々は厳しい状況を経験しているが、全員が同じ船に乗っているのだ」