『Inside』は4日、「イラン代表監督を退任したカルロス・ケイロス氏は、アジアカップの活動資金はカタールが出してくれたと明かした」と報じた。
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先日まで行われていたアジアカップ2019で準決勝まで進出したものの、日本代表相手に3-0と大敗してしまったイラン。優勝候補の筆頭と言われていたが、期待はずれの結果に終わった。
大会終了後にイランとの契約が終了したことを明らかにしたケイロス監督は、現在コロンビア代表に就任すると考えられており、数日中にも契約が交わされるとも。
そしてケイロス監督はTV番組のインタビューで以下のように話し、アジアカップではほとんど予算が与えられておらずカタールに支援してもらったという衝撃的な事実を明かしたという。
カルロス・ケイロス
「カタールサッカー協会が助けてくれなければ、我々には何もなかっただろう。
キャンプも出来なかったはずだ。準備も、練習試合もなかっただろう。カタールが全てを払ってくれた。
我々の最後の試合は、カタールがスタジアムやピッチ、両方の代金を支払ってくれた。イランは何も持っていないからね。ゼロだ!
この瞬間に多くの悪い感情が渦巻いている。私はチームと働き続ける必要があった。選手と、スタッフと。
現実的に言えば、それは簡単ではない。問題はないとウソをいうことは出来ない。そこにいる全員に問題がある」