『Football London』は14日、「アーセン・ヴェンゲル氏は、新スタジアムの建設後は難しい運営になると話した」と報じた。

かつてアーセナルを率いていたヴェンゲル監督。その治世の間には、長年使ってきたハイベリーを離れてエミレーツ・スタジアムへと移るという時期もあった。

4億ポンドもの費用を必要とした新本拠地の建設は、アーセナルをかなり難しい状況に陥らせていたという。

しかしヴェンゲル監督はそのなかでチャンピオンズリーグ出場権を獲得し続けていた。その秘訣は、自分にちゃんと権限があったからだったと語ったという。

アーセン・ヴェンゲル

「私は制限されていたのだ。まずはスタジアム建設による借金を返すこと。そして、銀行には人件費を予算の50%に抑えるよう命じられていた。

最高の選手を売らなければならなかったが、財政的にはほとんど選択肢がなかった。そして、私はそれができるだけの権限があった。長い間そこにいたからね。

現代の監督は、もっと脆弱な立場にある」

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