15日に発生した火災により建物の一部を焼失した、パリのノートルダム大聖堂。

再建には多大な時間と費用を要するとあり、地元のパリ・サンジェルマンがいち早く支援を表明。そして登場したのが、ノートルダム大聖堂をプリントしたこのユニフォームだった。

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Paris Saint Germain 2019 Nike 'Notre-Dame'

第33節モナコ戦で着用した特別ユニフォーム。通常はスポンサー「Fly Emirates」のロゴを掲出する部分に、デフォルメしたノートルダム大聖堂のグラフィックをプリントしている。なお試合は3-1でPSGの勝利に終わった。

この特別ユニフォームは1,000着限定で販売。価格は1着100ユーロ(約12,500円)と通常のユニフォームよりも割高だったが、用意した1,000着は瞬く間に完売となった。なおクラブによれば、特別ユニフォームの売上の全額を、大聖堂の再建のために寄付するとのこと。

このユニフォームには選手名ではなく、“NOTRE-DAME(ノートルダム)”をプリントして試合に臨んだ。

このユニフォームの、もう一つの大きな特徴は左袖のパッチ。エンブレムによく似たデザインだが、中央にはノートルダム大聖堂を描く。

下部にはラテン語で“Fluctuat Nec Mergitur”とレタリング。これはパリ市の紋章に記されている標語で、「たゆたえども沈まず(波に揺られようとも沈まない)」という意味。PSGからパリへの力強いメッセージでもある。

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