UEFAヨーロッパリーグの準決勝2ndレグで、チェルシーの本拠地スタンフォードブリッジへ乗り込んだアイントラハト・フランクフルト。

ホームで行われた1stレグは先制したものの、その後は一方的に押し込まれる展開で1-1の引き分け。この2ndレグも前半に1点を先制され、そのまま力尽きてしまうものかと思われた。

しかし、そんな雰囲気を一変させることになったのは、やはり“カイザー”(皇帝)こと長谷部誠からだった!

長谷部が前線へパスを送り、これをルカ・ヨヴィッチが落とす。それをミヤト・ガチノヴィッチがワンタッチで返すと、抜け出したヨヴィッチが同点となるゴールを決めた。

何気ないプレーかもしれない。しかし長谷部はボールを数メートル持ち運びながら同時に全体の状況を把握し、味方が動き出したわずかな瞬間にパスの経路を見出したことでこの得点は生まれることになったのである。

それまで停滞していたフランクフルトは長谷部のこのプレーと得点をきっかけに息を吹き返し、逆にチェルシーは一気に劣勢となった。

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その後の決定機を決められず、フランクフルトはPK戦の末に敗れてしまったが、もし勝利していればこのプレーが「全てを変えた」として称賛を浴びることになっていたかもしれない。