シーズン大詰めを迎えている欧州サッカーでは6月1日から新たなルールが発効になる。
そうした中、オランダ4部リーグの最終節に決まった仰天ゴールが話題だ。ハーケマセ・ボーイスというチームがSNS上にアップした動画がこれ。
Nog nooit meegemaakt dit pic.twitter.com/sGyixN0gFb
— Harkemase Boys (@HarkemaseBoys) 2019年5月25日
相手チームのフークが得点に迫った場面。DFに当たってはね返ったボールをモーリス・パールハウス主審が咄嗟に避けようとしたところ、足で蹴り込むような形になってしまったのだ。
現地でも「前代未聞!仰天!審判がゴール」として報じられている。主審に対して詰め寄る選手たちもいたが、現行ルール上は得点として認められる。以下のように規定されているためだ。
第9条:ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー
「1. ボールアウトオブプレー
ボールは、次のときにアウトオブプレーとなる:
・ グラウンド上または空中で、ボールがゴールラインまたはタッチラインを完全に越えた。
・ 主審がプレーを停止した。
2. ボールインプレー
これ以外、ボールは、審判員、ゴールポスト、クロスバー、コーナーフラッグポストからはね返って競技のフィールド内にある場合も含めてつねにインプレーである。」
ただし、6月からの新ルールでは審判に当たってゴールに入っても得点とは認められない。もしかすると、サッカー界で主審がゴールする最後のシーンだったかも…?
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なお、ハーケマセ・ボーイスはこの得点で一時は1点差に迫られたものの、結局4-2で勝利している。