金曜日に行われたJ1第12節、浦和レッズ対湘南ベルマーレ戦で起きた誤審問題。湘南DF杉岡大暉のシュートはゴールを割ったものの、山本雄大主審を含めた審判団はそれを認めず。

もし湘南が劇的な逆転勝利を遂げていなければ、より大きな問題になっていたかもしれない。

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今回のケースと同様に明らかなゴールが認められなかった例を振り返ってみる。

2010年W杯、ドイツ対イングランド

近年のワールドカップで最も物議を醸した幻のゴール。

決勝トーナメント1回戦、イングランドがフランク・ランパードの得点で同点に追いついたはずだった。だが、ノーゴールの判定になると、結局イングランドは1-4で敗れ去ることに。これが契機となり、2014年大会からはゴールラインテクノロジーが導入された。

ウルグアイ人の副審は「自分は正しい場所にいたにもかかわらず、非常に速いシュートでちゃんと見えなかった。ハーフタイムにリプレイは見なかったが、起きたことを感じとることはできた。TVで見た時に初めて何が起きたのか分かった。ワールドカップのために長い間準備をしてきたので、非常に悲しい」とコメントしている。