『Evening Standard』は12日、「ジャック・ウィルシャーは、アーセナル時代に息子の病気で悩まされたことを明かした」と報じた。

アーセナルの下部組織で育成され、トップチームに長く所属したウィルシャー。しかしそのキャリアは怪我との戦いが多く、一貫性ある活躍はついにできなかった。

昨年にはウェストハムへとフリーで移籍したが、今季もわずか8試合の出場に終わり、本調子のウィルシャーはほとんど見ることができていない。

しかし、彼がサッカーにおいて苦しんでいたのは怪我だけではなかった。息子の病気によってコンディションを崩し、そのためにリハビリができない状況もあったという。

ジャック・ウィルシャー

「2016年、あるいは2015年くらいだ。僕は練習で怪我を負ってしまった。

受け入れるのは大変だった。自分が戻りたい場所へと向かっている最中だった。そして家に戻った時、急に4歳の息子が倒れて発作を起こしたんだ。

それは何度も何度も、4ヶ月間毎日のように起こった。ほとんどの場合は深夜にだ。そうなれば病院に連れていかなければならないし、妻とともに起きなければいけない。