フランスで開催中のFIFA女子ワールドカップ。なでしこジャパンこと日本女子代表は14日、グループステージ第2節でスコットランド代表と対戦した。

日本は初戦で格下かと思われたアルゼンチン代表からゴールを奪えずに引き分け、この日は背水の陣とも呼べる状況での試合だった。

しかしそんな重苦しい雰囲気を取り払ったのは、先発起用された岩渕真奈のこの目の覚めるような一発だった!

前半23分、バイタルエリアでパスを受けた岩渕が右足で一閃!強烈なシュートはGKの頭上を超えてネットに突き刺さった。

10代の頃から世界的に注目される存在で、3大会連続での出場となった岩渕。意外にもこれがワールドカップでの初先発だったが、成熟した26歳がこの重要な一戦で大きな仕事をやってのけた。

これで勢いに乗った日本は37分にも岩渕と2トップを組んだ菅澤優衣香がPKを獲得し、自ら決めて突き放しに成功。後半はやや押し込まれ試合終了間際に1点差へと詰め寄られたが、2-1で勝利した。

この試合の"Player of the Match"に選ばれた岩渕は、「勝つことに集中していたのでホッとしています」と喜びよりも安堵した様子で話し、ゴールに関しては「全員の気持ちが乗って、良いシュートが飛んでよかったです」とチームメイトに感謝の言葉を述べていた。

【関連記事】「なでしこ」 と引き分け…なぜアルゼンチン女子は泣くほど喜んだのか

日本はこれで勝点が4に。この後に行われた試合でイングランドがアルゼンチンを1-0で下して勝点6に伸ばしたため、日本は19日に行われる最終節でイングランドと引き分け以上で決勝トーナメント進出という状況となった。