先日、日本代表MFの中島翔哉がカタールのアル・ドゥハイルからFCポルトに移籍することが決定した。

これまで多くのタレントを育成し世界的なクラブへと送り出してきたポルト。チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでプレーすることもあり、「見本市」的な存在でもある。

そのポルトに所属したことで評価を高め、ワールドクラスの選手に成長した者たちを特集しよう。

ラダメル・ファルカオ(2009~2011)

獲得額:393万ユーロ(およそ4.8億円)

売却額:4000万ユーロ(およそ50.3億円)

若くしてリーベル・プレートで才能を開花させたファルカオ。23歳だった2009年、リヨンに去ったリサンドロ・ロペスの後釜としてFCポルトへ加入した。

初年度から28試合で25ゴールを決める大活躍を見せ、得点王に輝く。2年目はリーグこそ16ゴールとなったが、欧州の大会で16試合18ゴールととんでもない数字を残して大ブレイク。ヨーロッパリーグ優勝に大きく貢献した。

そして2011年にリーガ・エスパニョーラのアトレティコ・マドリーへ移籍。移籍金は4000万ユーロ+ボーナスという巨額のものになった。