アウディ・カップの三位決定戦でフェネルバフチェに5-3と勝利したレアル・マドリー。これが今季のプレシーズン初勝利だったが、この日も3失点を喫するという内容的には芳しくないものだった。
そんな一戦で久保建英は73分から投入されたが、試合後、チームを率いるジネディーヌ・ジダン監督は評価を高める18歳について言及した。『Marca』が伝えている。
ジネディーヌ・ジダン
「カンテラ(下部組織)から我々とともにやってきた選手は数多くいる。
久保はここにやってきたばかりだ。将来の選手であり、彼とともに何をするかを見ていく。
我々は彼に対して最高のものが何であるかということについて話していくだろう。
もしカスティージャ(Bチーム)でプレーしていても、我々とともに練習していても、彼にとっては有益になっていただろう。
我々は様子を見ていく。彼はまだ若いし、ゆっくりと進んでいかなければならない」
フェネルバフチェ戦でもいくつかの好プレーを見せることに成功した久保。ファンの間ではトップチーム残留を求める声が日増しに高まっているがそれをけん制した形だろうか…。
ジダンとしてはまだ様子を見ている段階にあり、これから時間をかけて育成していきたいと考えているようだ。